こんにちは、ピクルス斎藤(@pickleSAITO)です。突然ですが、皆さんは『不倫』と『浮気』の違いを知っていますか?
この2つの言葉の意味は似ていますが、実は大きな違いを秘めています。それは、法律上の意味の違いやリスクの違いです。
今回は、『不倫』と『浮気』の意味の違いと、そのリスクの違いについて説明します。結婚を考えている人は、法律的な意味を知らないと後々大問題になる可能性があります。そうなる前に是非知っておきましょう。
『不倫』と『浮気』の違いについて
まずは、シンプルにまとめます。
- 『浮気』とは、無断で交際相手・または結婚相手以外と恋愛関係を持つこと
- 『不倫』とは、無断で結婚相手以外と性行為を含む恋愛関係を持つこと
それではそれぞれの意味を深掘りしていきましょう。
『浮気』について
- 『浮気』とは、無断で交際相手・または結婚相手以外と恋愛関係を持つこと
このようにまとめましたが、恋愛関係の定義は人により異なります。「どこからが『浮気』なの?」とよく議論されますね。恋愛関係の定義は人によって異なるので、境界線は人それぞれです。
- 気持ちが移ったら
- キスをしたら
- セックスをしたら
これらは全て『浮気』に含まれます。『浮気』とは文字通り「心が浮ついて移ること」となります。
①会社での浮気
浮気でもっとの多いのが職場でしょう。職場は上司と部下という関係で、一緒に過ごす時間も、密になる時間も長いためです。しかも女性にとって、男性上司というのはあこがれの対象となりやすく、同じプロジェクトを一緒に進めていくうちに、恋に落ちてしまったというのはよくある話です。
②趣味やサークルでの浮気
また、趣味やサークルでの浮気も多いです。例えば同じバンドメンバーに女性がいる場合、定期的に練習する中で、アドバイスしたり、されたりすることで恋に落ちてしまう人もいます。
また、仕事や家庭とは違う非日常という環境もこうした浮気心を刺激し、自身の気持ちをエスカレートさせてしまうという特徴もあります。
結論
浮気に関して言えば当サイトの結論としては、「人間であれば仕方がない」です。男女である限り、異性に興味が沸くことは自然なことです。
逆に何も感じないほうが、人間としての感覚が正常に働いていないということですので、もっと恋やドキドキを味わったほうがよいでしょう。
また、人間理性を持っているので、大抵の人は理性で欲を抑えることができます。ですので、ドキドキしたからといって不貞行為に走るというわけでもありません。
しかし、次に紹介する不倫は別ですので、しっかり浮気と不倫の違いについては理解しておきましょう。
『不倫』について
- 『不倫』とは、無断で結婚相手以外と性行為を含む恋愛関係を持つこと
浮気との大きな違いのひとつは、『不倫』は性行為を持つ関係に限定している点です。『浮気』はセックスをしない場合の男女関係も含まれますが、『不倫』は基本的には肉体関係を持った男女関係を指します。
民法上では「特定の相手と不貞行為を繰り返すこと」と定義されます。不貞行為とは「配偶者以外の異性と性的な関係を持つこと」を指します。
法律上の定義でけではなく、漢字に含まれたニュアンスについても説明します。
『不倫』の【倫】は『倫理』の【倫】です。そのため、「倫理を犯す」という意味をはらんでいます。つまり、『不倫』とは「道徳を外れる」というニュアンスが込められています。
一夫一妻の結婚制度に反する行為は、それだけ罪が重いのです。その意味では、心理的な要素から肉体的な要素までを包括する『浮気』の中の、より罪の重い行為が『不倫』となります。
ネットフリックスで、漫画原作で、篠原涼子主演の「金魚妻」というドラマが大人気となっていますが、あれは不倫を扱ったドラマです。
不倫はしている時はお互い熱くなって、どんどんヒートアップしていきますが、少し冷めると後々大変な事態に発展するといういい例です。
リスクについて
それぞれのリスクについて説明します。
結論からいうと「浮気と不倫では、圧倒的に『不倫』の方がリスクが高い行為です」リスクとは、心理的なものではなく、法律的・金銭的なリスクのことです。
不倫がバレてしまったことにより対立した夫婦が離婚した場合、大きなお金が動きます。カップルが夫婦になる際に、資産の違いがあればあるほど資産を持つ側がリスクを背負います。
理由は、不倫を理由に離婚を持ち出された場合、多額のお金が動く可能性があるためです。離婚により動くお金は以下の3つです。
- 慰謝料
- 財産分与
- 婚姻費用
簡単に説明します。
慰謝料
精神的な苦痛に対する賠償金のことを指します。
財産分与
夫婦ふたりの財産を分割しなければいけないという決まりです。つまり、結婚生活において旦那さんだけが稼いで貯金していたとしても、その資産は折半されてしまいます。
婚姻費用
夫婦は相手の生活を自分と同じレベルで維持し、夫婦の資産、収入その他一切の事情を考慮して、婚姻から生ずる費用を分割する義務があるとされている。婚姻費用はその差分を埋め合わすお金です。
離婚の裁判で動くお金は数百万円から数億円にまでのぼります。夫婦関係とは、お互いに請求を受ける可能性を持つのです。だからこそ、世の中には、離婚のトラブルが絶えないんです。
『浮気調査』といった商売が存在する理由もそこですね。浮気調査を行う探偵は、ありとあらゆる方法を使って証拠を見つけ出します。
結婚制度(一夫一妻制)を正とした日本において、『不倫』は大きなリスクをはらんでいるので、結婚を考えている人や既婚者はくれぐれも気をつけた方がいいですね。
不倫や浮気の有無は第三者を通して確認する
どうしても不倫や浮気が気になるという方は第三者を通して確認しましょう。とういのも自身で調査し、もし勘違いだった場合は、お互いの信頼関係を損ね、それこそ二人の関係は破綻してしまいます。
探偵も浮気調査には絶対にばれないように、事前に訓練もしており、決して素人が真似してはいけない行為です。
なお、浮気調査においては、探偵事務所のAMUSE(アムス)がおすすめです。現在全国に8か所支店を構え、浮気調査に関しては多くの実績を誇っています。
また、もし浮気調査の過程で、対象にばれてしまった場合は費用は全額ゼロとなります。それほど、調査には自信があり、依頼者の期待に応える自信があるということです。
相談は無料できますので、まずは無料相談で現在の状況を伝えたり、費用に関して一度相談してみるのがよいでしょう。もっとも、浮気調査に関しては、ホームページも記載されており、全国一律ですので、安心して調査依頼することができます。
まとめ
以上結婚前に知っておきたい!『浮気』と『不倫』の違いとリスクいかがでしたでしょうか。以下まとめです。
- 『浮気』とは、無断で交際相手・または結婚相手以外と恋愛関係を持つこと
- 『不倫』とは、無断で結婚相手以外と性行為を含む恋愛関係を持つこと
- 『浮気』とは、無断で交際相手・または結婚相手以外と恋愛関係を持つこと
- 恋愛関係の定義は人によって異なるので、境界線は人それぞれ
- 気持ちが移ったら
- キスをしたら
- セックスをしたら
- 『不倫』とは、無断で結婚相手以外と性行為を含む恋愛関係を持つこと
- 『不倫』は基本的には肉体関係を持った男女関係を指す
- 浮気と不倫では、圧倒的に『不倫』の方がリスクが高い行為
- 多額のお金が動く可能性があ(慰謝料・財産分与・婚姻費用)
今回は『浮気』と『不倫』の違いから、不倫による離婚の大きなリスクを説明しました。
カップルが相手以外と恋愛関係になることは『浮気』です。『浮気』は法律的に咎められる可能性は低いです。
一方で、結婚した夫婦が相手以外と恋愛関係になることは『不倫』になります。『不倫』は法律的に咎められる可能性を秘めています。
結婚というのはそれだけ責任が重い行為なのです。遊び盛りの男子は、上記を考慮した上で恋愛と結婚についてしっかりと計画を立てておくと良いですね。
参考:藤沢数希著「損する結婚 得する結婚」