「こじらせ女子」という言葉を聞いたことはありますか?
2011年に発売されたライター・雨宮まみさんの著書『女子をこじらせて』で話題になった言葉です。もとは、「世間で言われるような『かわいい』に自分を当てはめられない女子」というニュアンスでした。現在は「自分に自信がなくて面倒くさい女子」として認識されています。
「こじらせる」とは、物事を難しくしてしまうことです。こじらせ女子はその特徴ゆえ、恋愛でも難しく考え過ぎてしまったり、すんなりと幸せになれなかったりします。
しかもこのこじらせ女子は、男性側からの視点でみると付き合いだした当初はなかなか見分けがつかないという難点があります。付き合う前はかわいくて純粋そうに見えたのに、実は「こじらせ女子」だったという報告も多々見受けられます。
こじらせ女子とわかった場合、多くの男性は一気に高まっていた恋愛の気持ちも一気に冷めてしまいますので、別れの原因につながります。
まずは特徴を知り、次に抜け出す方法を見ていきましょう。
あなたは何個当てはまる?こじらせ女子の特徴
➀自分に自信がない
自分の外見や性格に自信がもてず、自分のことが好きではありません。
鏡を見るのも嫌いで、他人と比べては「あの子はかわいくていいなあ」と思ってしまいます。原因は育った環境や失恋経験などさまざまですが、努力もしないで自虐ばかりしているのはこじらせ女子といえます。
特に「女としての自分」に自信がないことが特徴です。
②女性らしさに罪悪感や嫌悪感
かわいいものやピンクを身に着けず、自分には似合わないと思っています。
本当は興味があるのに、慣れていないから怖い、周りからなんと言われるだろう…と過剰に他人の目を気にしてしまう人も。だからこそ、女の子らしい女性に対して嫉妬心から苦手意識をもっています。
③ネガティブ
「でも」「だって」「どうせ」が口癖で、何でも悪い方向に考えてしまいます。
男性から告白されても「でも体目当てかもしれないし…」、そんなに顔に自信がもてないなら思い切って整形すればと言われると「だってお金かかるし…」、人と付き合っても「どうせいつか別れるし…」などとにかくネガティブです。
自分の人生は不幸なのが普通で、幸福がくるとその後にくる不幸が怖くて幸福になるのが怖い…という考え方も。思春期に容姿でいじめられたりモテなかったりすると、いつまでも自信がもてずネガティブになってしまうようです。
④褒められることが苦手
自分に自信がないので、他人から褒められても素直に受け止めることができません。
「そんなことないよ、私なんて…」と謙虚過ぎる反応をします。素直にありがとう、が言えないのです。
⑤完璧主義
「なんでそこまで!?」と思ってしまうくらいに完璧主義で、しっかりした女子が多いです。人に頼ったり甘えるのが苦手で恥ずかしいことだと思っています。
恋愛がうまくいかない時も、相手を責めるのではなく原因を自分のなかに探してしまい、自虐的になってしまいます。
⑥愛されたい願望が強く、愛そうとしない
理想が高いわりに、自分から行動しません。それなのに「○○歳までに結婚したいな~」と言ったりします。
恋愛は、まず誰かを愛することから始まるもの。誰でもいいから愛されたい!と言ってばかりではうまくいきません。
「与えよ、さらば与えられん」という言葉があります。まずは自分から周りの人に愛情をもって接しましょう。
こじらせ女子まとめ
こじらせ女子とはつまり自分に自信がなく、いつも「できない」「無理」といった否定視ばかりしている女子です。意識は常に自分にばかり向いているので、相手の気持ちや周りの状況がよく見えなくなってしまっています。
幸せになりたい!こじらせ女子を脱出する方法(意識編)
➀こじらせていることを自覚する
こじらせ女子を脱出するのは、自覚をもつことから始まります。自分を客観的に見て、なぜ恋愛できないのかを一つひとつ分析しましょう。
完璧な人間などいないのですから、不完全な自分を認めてあげましょう。他人と比較ばかりせず、素直に自分を受け入れることができれば、楽しい恋愛への第一歩となるはずです。
②周りの意見を素直に聞く
こじらせ女子は頑固なところがあり、人の意見を素直に聞くのが苦手です。
しかし、自分をよく知る周りの人の意見はとても参考になるので目をそらさないようにしましょう。
また、ジョハリの窓でいう、「自分が知らない自分」や「他人だけが知っている自分」を知ることも大切です。どんな人にも必ず良いところはあるので、周りに教えてもらい素直に受け止めましょう。
③人の役に立つことを考えて実践してみる
こじらせ女子を平たくいうと自分のことばかり考えている「自己中」です。なぜ自己中になるかというと、そのままいつも自分のことばかりを考えているからです。
手っ取り早くこじらせ女子を脱したいのであれば、「だれかの役に立ちたい」「だれかの笑顔をみたい」「だれかを喜ばせたい」と常々意識することです。極端に書くと「自分のことなんてどうでもいい」という境地に立つことです。
実際誰からの役に立って、喜ばせることができれば心の底からうれしくなり、こじらせている暇もないほど幸せな気持ちになります。
④笑顔でポジティブを心がける
こじらせ女子の特徴の真逆を意識してみるということです。
むすっとした表情では得することはありませんし、にこにこしているだけでも印象は上がります。「どうせ私なんて…」という思考回路はやめて、自分でも出来るかもしれない!とポジティブに考える癖をつけましょう。
幸せになりたい!こじらせ女子を脱出する方法(行動編)
①女性らしいファッションをしてみる
見た目から入ってみるのも効果的です。女性らしいスカートやワンピース、普段身につけないアクセサリーなどでオシャレを楽しめば心もポジティブになるかもしれません。
周りの目が気になるかもしれませんが、意外と周りは他人に関心がないものです。あなたが何を着て何をしようと、誰にも文句を言う権利はありません。
②出会いに対して積極的になる
こじらせ女子は長い間彼氏ができていない人が多いので、一人で行動するのに慣れています。
しかし、たまには思い切って知らない人の輪に飛び込むのも大切です。異性でなくても良いので、自分以外の人と接して、視野を広げてみましょう。自分を認めるきっかけにもなりますし、「自分も他人も所詮は同じただの人間なんだ」と思えます。
恋愛を楽しむためにもパーシーズを利用せよ
恋愛に自信がないという方は恋愛や成婚のパーソナルトレーニングパーシーズをおすすめします。パーシーズはプロの男女関係のプロが定期的なカウンセリングや恋愛に自信をつけさせるオンライントレーニングなどを通じて、適切なアドバイスを行っていきます。
特に注目したいのは恋愛初心者、コミュニケーションに自信のない方、男性不信などのパートナーシップが苦手な方のための専用プログラムが組み込まれていることです。
また、パーシーズのパーソナルトレーニングは、幸福学の権威と言われている慶應義塾大学の前野教授との共同研究も採用されており、同プログラムを受講すると自己肯定感と幸福度が大幅に上昇することもデータで証明されています。
高精度分析アルゴリズムにより、パートナーシップ(恋愛・結婚・夫婦関係)の質問に答えていくだけで、自分のパートナーシップのタイプや同環境・同年収・同世代の方と比べてどのくらいパートナーシップ力があるのかなどが分かります。
まとめ
以上こじらせ女子についてお伝えしました。以下まとめてみました。
- 自分に自信がない(「女としての自分」に自信がない)
- 女性らしさに罪悪感や嫌悪感(女の子らしい女性に対して嫉妬心から苦手意をもつ)
- ネガティブ(「でも」「だって」「どうせ」が口癖)
- 褒められることが苦手(他人から褒められても素直に受け止めることができない)
- 完璧主義(完璧主義で、しっかりした女子が多い)
- 愛されたい願望が強く、愛そうとしない
- こじらせていることを自覚する
- 周りの意見を素直に聞く
- 人の役に立つことを考えて実践してみる
- 笑顔でポジティブを心がける
- 女性らしいファッションをしてみる
- 出会いに対して積極的になる
- パーソナルトレーニングパーシーズを利用してみる
こじらせ女子に陥る理由としては、自分に自信がなく、今の生活に不満があり、いつも悶々としているからです。
途中にも書きましたが、こじらせる原因としてはすべての意識が自分に向かっていることです。だからその内に向かっている意識を外に向けることです。
「誰かの役に立ちたい」「誰かを喜ばせたい」と意識を変えるだけで、気持ちも変わってきます。さらに、それを実践することでこじらせオーラも吹き飛んでいくでしょう!
人生は一度きりです。素敵な恋愛をするためには、まず自分で自分を愛せるようになることが必須。あなたは死ぬまで自分のことが嫌いなまま過ごしたいですか?
もしあなたがこじらせ女子の特徴に当てはまり、脱却したいのなら少しずつ実践してみてください。きっと自分でも知らない自分に出会えるはずです。