女性って男性に比べると未練を感じる人って多くありませんか?逃した魚は大きいではありませんが、例えば「前の彼氏は優しかった」「私のことを大切にしてくれた」「なんで別れたんだろう」と後悔している女性は多いように感じます。
ただ、元彼への未練は、辛いだけでなく、時に新しい恋の妨げになってしまいます。辛い気持ちを受け止めて、自分を認められたら、きっと今よりもっと素敵な女性になれるはず。
今回は、元彼への未練を断ち切るために、10の方法を紹介しますので、自分に合う方法を実践して、少しでも元彼への未練を薄めていきましょう。
女性が男性に未練を感じる理由
①本能的に離れるのを嫌がるため
男性と女性とでは、女性の方が分かれた後に後を引きずる傾向にあります。
理由としては、男性はとにかく子孫を残すために、次から次へと種まきをするという本能が備わっているため、後を引きずるというよりは、次の出会いを先行するように体ができています。
一方で、女性は妊娠後も出産、子育てと長年にわたって、子供を面倒をみることになるため、本能的に男性から離れないようにしように行動するためです。そのため、分かれた後も女性が引きずるというのは本能的に間違ってはいないのです。
②自分に自信がないため
女性が男性に未練を感じてしまう理由としては、自分に自信がもてないことも関係しています。
自分に自信が持てないと、新しい恋が臆病になってしまいます。臆病になると、挑戦する気持ちよりも、過去の成功体験にしがみついたり、幸せだったときのことが頭から離れなくなってしまいます。
③結婚を考えていた
結婚を考えるほど真剣に恋愛していたにもかかわらず、突然別れを切り出されたり、周りの反対にあって別れることになった場合は、ずっと未練に思うことがあります。
ここまで真剣だった場合は、すぐに忘れるのは難しく、立ち直り新しい恋に向かうのには、人によっては相当時間がかかる場合もあります。じっくりと焦らずに気持ちの整理をつけることが重要です。
④初めての彼だった
初めての彼氏だった場合、女性は未練を感じてしまう女性が多いです。「初めて本気で好きになった」「初めてキスをした」「初めてエッチをした」など、いろいろな思い出が美化され、別れたあと「なんで別れたんだろう」と未練がましく思ってしまいます。
⑤一方的に別れを切り出された
自分は彼氏のことが好きで、交際も順調にいっていたと思っていたのに、急に相手から別れを切り出された女性は、別れてからも踏ん切りがつかず後を引きずる女性が多いです。
特に、相手のことが好きで、できればこのまま結婚まで考えていた女性ほど、そのショックが大きく、なかなか立ち直れないものです。
また、新しい恋をしようとしても、同じように傷つくのが嫌で、なかなか新しい一歩が踏み出せないのです。
女性が未練に思う元彼の特徴
①心を許していた存在
他人にはなかなか心を許せない現代人ですが、その中で異性としては唯一心を許せていたのが元彼だったという女性は多いです。
そんな女性は、元彼を拠り所として、日々送っていたこともあり、それだけ別れたあとのショックは大きく、ずっと未練に思っていることが多いです。
②性格や価値観が合っていた
恋人同士性格や価値観が合っていると、一緒にいてて心地よく感じるものです。ただ、付き合っている間は、それが当たり前のように感じているし、それを特別なこととも思っていないことが多いです。
そんな元彼との時間は別れてからも、懐かしく感じるし、もしかしたらこんなに相性のいい彼氏とは一生会えないのではないかと不安にも感じてしまいます。
③めちゃくちゃ優しかった
元カレの良さは、実は別れてから気づくことが多いんです。「実はすごい優しかった」「いつも気にかけてくれた」など、付き合っている時は当たり前だと思っていたことも、別れてからようやくそのありがたさがわかったりするものです。
特に、別れて一人になったり、他の男と比較したりすると、「なんでもっと感謝しなかったのか」「もっと大切にすればよかった」とますます未練に思う気持ちが強くなってしまうのです。
元彼への未練を断ち切る方法10選
ここでは、元彼への未練を断ち切るための方法を10こお伝えします。早く断ち切って次の素敵な恋を探しにいきましょう!
①連絡先を消す・SNSをブロックする
LINEはもちろん、携帯番号も消してしまいましょう。フォローしていたSNSもブロックして、目に入らないようにすれば思い出す頻度は減ります。
いつまでも連絡を待ち続けたり、電話に出るかもしれないと期待してしまうのも心に負担がかかりますよね。連絡手段を強制的になくせば、どうしようもないのですから新しい恋に進めるかもしれません。
ただ、どうしても消すのが難しければ焦る必要はありません。「あの時消さなければ良かった…」と考えてしまうのも良くないからです。目に入らないように出来れば良いのです。
②思い出が詰まったものを捨てる
一緒に買った服、プレゼントされた指輪、借りっぱなしだった服、楽しかった頃の写真…すべて処分してしまいましょう。
ものには想いが詰まっているので、身につけたままだと前に進めません。
ただこれも、連絡先と同じく目に入らないようにすれば良いので無理にすることではありません。一か所にまとめておいて、年末の大掃除に思い切って捨てるのも良いでしょう。
③趣味を見つけたり自分磨きをする
せっかく一人になったタイミングで、新しいことを始めたり自分磨きに徹するのはいかがでしょう。元彼がいなくても楽しく過ごせることで、自分に自信がつきますし明るい気持ちになれます。
思い切って髪を切ったり染めたり、いつもと違うファッションをしてイメチェンするのも良いですね。
④仕事に打ち込む
元彼に未練がある時は、自己肯定感も下がってしまいがちです。「自分にはこれがある!」と思えるものがあれば精神的に楽になるので、目の前の仕事に情熱を燃やすのも効果的です。
仕事に打ち込んで忙しくなれば必然的に、体力的にも精神的にも、元彼を思い出す暇はなくなるでしょう。
⑤友達とはしゃぐ
恋に傷ついた時、救ってくれるのはいつだって友達です。
彼氏と違って離れていきませんし、何でも話せる友達は心の支えになります。恋愛がうまくいっている友達にアドバイスを求めたり、うまくいっていない友達と話して盛り上がるのも良いでしょう。
とにかく「自分は一人じゃない」と感じることが大切です。友達と楽しく過ごしていれば、自然と失恋の傷は癒えていきます。
⑥別れたから出来ることを書き出す
元彼の嫌いなところを書き出すのも良いですが、思い出は美化されてしまうので見つからない場合もありますし、それでも好きだから苦しいのですよね。
そんな時は「別れたからこそ出来ること」を考えてみましょう。
彼氏がいると出来なかったことも、今なら何でも自由です。やりたいと思ったことには積極的にチャレンジしてみてください。
⑦旅行でリフレッシュする
友達と、時には一人で旅行に行くのもいいでしょう。
過去を引きずらないで、今に思い出を増やす作戦です。綺麗な景色を見たり美味しいごはんを食べれば元気が出ますし、また頑張ろうと思えます。
ただ、カップルがたくさんいる場所にひとりで行くと「私も2人で来たかったな…」と悲しくなってしまうので気をつけてください。
⑧感傷にひたる時間をつくる
何をするにも元彼を思い出して、日常生活もままならない…という場合は、いっそ元彼のことだけ考えてセンチメンタルになる時間をつくりましょう。
悲しい気持ちをぜんぶ紙に書いてみたり、失恋ソングを聴きまくったり、悲しい映画で号泣すれば発散できます。
まとまった時間をとることで、「こうしているうちにも時間は過ぎている。ちゃんと悲しんだから、前に進んでみよう」と思えたら良いですね。
⑨新しい恋をしてみる
男の傷は男で埋める、という人も一定数います。出会いの場に行ったり、紹介してもらったりして新しい出会いがあれば元彼のことなど自然と忘れていくでしょう。
ただし、まだ元彼に未練があるうちは、いちいち元彼と新しい男性を比べて辛くなってしまうのであまりオススメできません。
⑩元彼はただの練習台だったと思う
長い人生、早い段階で運命の人に出会える人は圧倒的に少ないです。
誰もが一度は辛い失恋を経験するもの。未練を引きずるのは、本気で好きだったからです。そんなに人を愛せる自分を褒めてあげましょう。
さらに、「元彼は運命の人ではなかった」「この経験を生かせば次はもっと良い人に出会えるかもしれない」と考え方を変えてみれば、少しは心も軽くなります。
まとめ
元彼への未練を断ち切る基本的な方法を10個紹介しました。
最後にひとつ加えるなら、それは「時間」です。
焦らなくても、時間が経てばもう会えない人への気持ちは自然と消えていきます。それでも消えないのなら、幻想の中の元彼に未練を抱き執着しているだけです。
失恋してすぐには辛いかもしれませんが、現実をしっかり受け止めて日々を生きていれば絶対に大丈夫です。「ありのままの自分」で「今」を楽しむ、それが人生でも恋愛でも大事なことではないでしょうか。