気力も体力もまさにピークな高校時代だからこそ、勉強や部活、恋愛に大忙しだと思います。あなたには今好きな人がいますか？
誰かを好きになる気持ちは自然なことです。恋はドキドキしたり苦しくなったり、好きな人の一言で有頂天になったりして、心が乱れて大変です。
できれば好きな人への告白を成功させて、幸せな青春を過ごしてもらいたいものです。そんな若い高校生ならではの恋の仕方があるはずです。
ここでは、自分が告白する時に参考になる、成功パターンと失敗パターンをそれぞれご紹介していきます。ぜひ役立ててハッピーな高校生活を送ってください。
高校生の告白体験談〜成功編〜
インターネットやSNSにたくさんある幸せな告白成功の体験談を調べてみると、成功する秘訣が見えてきました。
成功者に共通するのは、タイミングの良さです。具体例を見てみましょう。
①誕生日やバレンタインなどのイベントを利用する
バレンタインやクリスマスなど、好きな人がいたらなんとなく盛り上がるイベントはたくさんあります。
とくに誕生日は、男子も女子も関係なくその人にとって一年に一度の大切な日です。その誕生日にちょっとしたプレゼントと一緒に告白をすると成功率が高いそうです。
誕生日という特別な日には、自分でも「今日がいい日でありますように」と無意識に思ってしまっているので、「された告白にもなんとなく良い返事を返さなくては」という心理が働くといいます。
もしうまく告白が成功して付き合うことになれたとしたら、誕生日はカップル成立の記念日にもなって、二重にうれしい日になります。
②学園祭や文化祭イベントを利用する
学園祭や文化祭も同じく告白の成功しやすいイベントです。
一緒に何かをやり遂げたり作り出すことで、一体感が生まれ、二人の距離も縮まりやすくなるからです。学園祭や文化祭の打ち上げ後の帰り道に告白するのがおすすめです。
もっとも、学園祭や文化祭の準備期間中も同じく告白が成功しやすいといえます。
③友達から発展する
友だちだと思っていたのに、いつの間にか好きになっていた、なんてことはよくあります。
いつも元気な女友達の切なげな表情を見てしまったとか、男友達との体格差にドキドキしてしまったとか、きっかけは些細なことかもしれません。
失敗したら友達関係ではいられなくなってしまう、そんなリスクもありながらも告白を考えてしまうのは、やっぱり好きな人とは友達でいるよりも恋人同士になりたいからです。
恋愛における始めの一歩は、仲良くなることです。友達関係の男女は、スタート地点からそこはクリアしているので、じつは上手くいく可能性が大きいのです。
異性であることをしっかりアピールして、相手がそれを意識し始めたタイミングで告白をするのが成功ポイントです。近くにいる友達ポジションなら、見極めるのもそう難しくはありません。
④二度目の告白で成功
まだ友だちではないけれど、同じ学校だから毎日顔を合わせるし、知らない人ではない、といったポジションの人に告白して成功するには、相手の気持ちの動きに合わせたタイミングで告白を何回かに分ける方法もあります。
一度目は「あなたを好きな○○です、これから意識してください」といったある意味自己紹介代わりのニュアンスで告白をします。返事は急ぎません。
相手にとってみれば知り合いから「意識してしまう人」になり、いままで何とも思っていなくても、廊下や教室で会ったとき思わずドキドキせずにはいられなくなります。
もし相手に付き合っている人がいないなら、このドキドキが恋心ではないかと錯覚して、いつしか本当に好きになってしまうケースも多いようです。
二回目の告白は、一度目の告白から一ヶ月以内にしてください。長い期間を空けてしまうとドキドキが薄れてしまう恐れがありますので注意してください。
⑤成功ポイントのまとめ
成功するポイントは、相手というよりも、人の本来持っている性質や深層心理を利用することです。
タイミングよくドキドキさせることは感情を揺さぶって、相手の心に自分の居場所を積極的に作ってしまう行為です。始めは駄目でも、誠意を見せ続けていればいつかふり向いてくれると信じましょう。
すぐ諦めるには勿体ない場合も多いのです。相手がフリーであれば、高校生の内はどんどん「好きアピール」をしても構わないと思います。好き、と思われて嫌な気分になる人はほとんどいません。
ただし「好きアピール」をする場合は、軽すぎると本気度を疑われるので程度をしっかりわきまえてください。
高校生の告白体験談〜失敗編〜
①メールで告白
面と向かっては恥ずかしいから、という理由でメールやLINEで告白する人も増えてきているかと思います。
でも、本当に仲良くてしょっちゅうLINEトークをしている人ならいざ知らず、友達くらいのポジションの人ですらメールでの告白は失敗する可能性が高いです。
その主な理由は「いたずらかと思った」と相手に思わせてしまうことです。告白は誠意が肝心です。メールやLINEは手軽だからこそ、NOも簡単に言えてしまいます。「簡単なLINEでサクッと送れちゃうような、それくらいの思いなんだ」、と相手に失望されてしまうかもしれません。
②急ぎ過ぎた告白
学校が違う、通学途中で見かけるだけ、といったほとんど知らない人の場合、告白は急ぎ過ぎてはいけません。
片思いが苦しくなって、メールアドレスも電話番号も何も知らないうちに、いきなり告白しても、相手を怖がらせてしまうだけです。友だちになり、連絡先を交換する、といった手順をふむ努力をせずに、好きな気持ちだけを押し付けるのは、相手にとって迷惑だしずいぶん自分勝手な行為です。
よく知らない人から「ずっと好きでした」なんて言われたら、「え、見えられてたの？」とぞっとしてしまいます。注意しましょう。
③勘違いして告白
「絶対あの人、私（俺）のこと好きだな」とすぐ勘違いしてしまう、暴走タイプは少し慎重になる必要があります。
見切り発進で告白しても「は？」と相手に驚かれて振られるというケースがあります。ポジティブなのは良いことですが、相手の気持ちを置き去りにしてしまっては、ただのナルシストで自己中心的な人になってしまいます。
またこのようなタイプは、自己愛が強いので振られると相手を悪く言ってしまう傾向があります。「思わせぶりな態度をしたくせに振るなんて、あいつはひどい奴だ！」と思ってしまう人は、少し心を落ち着けて、相手の気持ちを考える時間を作りましょう。
そうして失敗の経験を生かすことができれば、将来はきっと素敵な恋愛ができるようになります。
④皆の前で告白してドン引きされた
SNSの恋愛版に、相手から好かれていると思って、思い切ってみんなの前で告白したら、相手からドン引きされたという投稿が目立ちました。
理由としては、内気な女の子やクラスメートにバレるのが恥ずかしいと思っている女の子は、皆の前で告白されることに対して、過剰に反応したり、拒否反応を起こしたりします。
そのため、中には周りに「ばれなくない」「隠れて付き合いたい」などと思っている子もいるので、クラスメートの前で告白したり、第三者にバレるような告白はよく考えてから行うようにしましょう。
⑤タイミングが悪すぎた
例えば受験を前に告白してしまい、「今はそれどころではない」と言われたり、クラブ活動に打ち込んでいるときに告白してしまったなど、それぞれタイミングを間違えた失敗談は枚挙にいとまがありません。
ただ、タイミングを見計らって、告白を先延ばしにしてしまうと、気持ちが冷めてしまったり、タイミングを見逃してしまうことが多いので、やはり「好きだ」と思ったときに告白するのがベストのタイミングなのかもしれません。
⑥失敗ポイントまとめ
基本的に相手のことを考えず自分本位な、誠意の感じられない告白をすると、失敗するようです。
失敗の分だけ学習することができれば、まだまだ若いですから、これからいくらでも恋愛はできます。何事も経験だと思って、成長してください。
男性が告白の成功率を格段にUPさせるワザ
①自分を磨く
⑴容姿
高校生の自分磨きと言えば、まずは容姿でしょうか。
テレビで見るような特別にカワイイとかカッコイイ人という芸能人ですら、自分をおしゃれに見せたり体を鍛えたりして、容姿を磨く努力をしています。
制服という決まった服装の中では、オシャレは難しいでしょうが、清潔感を心がけて、適度な運動での体型維持や髪型や肌の手入れなど、できる範囲で頑張ることが、魅力アップの近道です。
⑵知性を磨く
勉強を頑張って知性を磨けば、テストの点数も良くなって注目を浴びるかもしれないし、部活を頑張って良い成績を収めれば、やはり良い評価をもらえます。
ポイントは自分の一番得意または好きな分野を思う存分磨くことです。頑張っている人は容姿だけでなく内面も素敵に見えます。
魅力的な人に告白されたら、誰だって嬉しくなるので告白の成功率は高くなります。
⑶大人っぽさを学ぶ
高校生でも大人っぽい人は、他の学生から一目置かれやすいです。
例えば、「あの人大人っぽくてかっこいいよね」「大人の色気があって素敵」といったあこがれや好印象をもたれやすいので、大人の仕草や行動などを学んでみるのも有効です。
特に、元々大人っぽいと言われているような人が、大人っぽさを学ぶことで、より個性を引き立たせることができるので、より注目度がアップします♪
②単純接触の原則
人には、会う回数が多い人ほど好感度が高くなる、という「単純接触の原則」という心理的な性質があります。学校には毎日通うので、その性質はとても効果的に利用できます。
毎日必ず挨拶をして笑顔を見せる、できれば冗談でもいいので、ちょっとした会話を心がけると、それだけでも好感度はぐんぐん上がるので、もし告白した場合でも上手くいく可能性は高くなります。
③相手に意識してもらう
好きな人に、意識してもらうには、友達の力を借りましょう。
本人に言われるよりも効果があるのは、「あの子、あなたのことが好きなんだって」と第三者から風のうわさ程度に聞かされることです。これはきっとドキドキするでしょう。
できれば好きな人と仲のいい友人に協力仰げると、大きな味方となるので、まずは味方探しから始めるのも有効です。
そういう布石を打っておいてから告白すると、成功率も大きくアップしますよ。
卒業したらもうできない！？今だからこそできる告白
①教室や非常階段で告白
誰もいない教室や非常階段での告白は、高校生ならではです。
呼び出されて、その場に向かうまでの「もしかして告白？」と相手のドキドキも極限まで高まっていることでしょう。カップルになったら、そのままデートの定番場所になってしまいそうです。社会人になってからではあり得ないシチュエーションですので、存分に楽しんでください。
ただ、行くのが禁止されている屋上や入室禁止のような部屋で告白するのはNGです。見つかったら怒られるし、相手にも迷惑がかかってしまうからです。
②部活帰りを狙って告白
部活動を頑張っている風景を見ることができるのは、学生の内だけです。
告白のタイミングとしてベストな機会は、「何かが一段落したとき」です。部活動を一生懸命頑張って、「あー今日も終わったー」というタイミングを狙って、告白するのも良いかもしれません。
特に、部活後の時間は学生にとっては、ようやく一日のスケジュールから開放されて、ほっとしている時ですので、時間の余裕もあり、ゆっくりと話すことができます♪
③イベント時に告白
体育祭や文化祭などのイベント時は告白にもってこいです。
理由としては、イベントに向けて気持ちが盛り上がっているし、クラスメートの一体感も高まってきているので、告白の成功率も高めとなります。
タイミングとしては、体育祭や文化祭などの後が一番気持ちが盛り上がっているので、告白する側もされる側も、タイミングがバッチリといえます。
④公園
学生にとって公園での告白は鉄板です。
昼間は子供が多く騒がしいので、夕暮れ時や日が落ちて静まり返ったときがベストな環境といえるでしょう。
公園に呼び出された時点で、相手もそれなりに心の準備をしている可能性もあるので、比較的告白の成功率も高まるといえるでしょう♪
⑤二人の思い出の場所
最初に声をかけた場所、よく遊びに行った場所など、それぞれ思い出の場所があるかと思います。そんな二人の思い出の場所は、告白をする場所として最適です。
告白の言葉は？おすすめとNGな言葉
ここでは高校生におすすめの告白の言葉を紹介したいと思います。
①「好きです！付き合ってください」
高校生の告白において重要なのは相手に気持ちを伝えることです。そのためにはシンプルな言葉がベストです。その中でも「好きです！付き合ってください」は昔から定番の告白の言葉です。
しかも相手に気持ちが伝わりやすく、威力も最も大きい言葉だといえるでしょう！
②「ずっと」「一生」は使わない
高校生はまだ恋愛経験が豊富な人が少ないので、告白されたり、恋愛することに慣れていません。
そのため、「これからもずっと一緒にいたい」「一生大事にするから」といった言葉は、相手からすると重たく感じとられ、マイナスな印象となることがあります。
そのため、本当に好きで好きでたまらなくても、このような結婚のプロポーズのような言葉を極力使わないようにしましょう。
まとめ
正直なことを言えば、若いうちはいろんな経験をした方がいいと思います。
告白が成功した喜びは、恋人を、ひいては自分にかかわるたくさんの人を大切にする優しさを育みますし、告白が失敗した場合でも、痛みを知り自分を省みて、より良い自分を目指す原動力にもなります。
恋をしなければ分からない感情もあります。若い感受性でどんどん吸収して素敵な人になってください。
